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DITAを導入するとどのくらいコストカットできるのか?

お客様から「DITAを導入するとどのくらい制作コストをカットできるのか?」とよく聞かれます。なかなか難しい質問ですが、DITA Festa2016(2016年12月東京開催)の基調講演でブラザー工業株式会社の浅井有希子様から明解な回答が発表されました。

同社は、30数ヶ国向けのプリンタ、複合機の取説を従来のDTPから「DITA + CCMS(コンポーネントコンテンツ管理システム)」を使った制作方式に移行されました。その結果、

  • 取説制作コストはトータルで35%減
  • 翻訳費は50%減
  • DTP費は0円(完全自動組版)


ということです。凄いですね!

これは典型的なDITA導入の成功例と言えます。

DITA Festa2016では、同社がどのようにしてDITAを導入し、どう利用し、そしてどうなったかが極めて具体的に解説されました。DITA成功の秘訣がちりばめられています。

この講演は、DITA Festa2017 Kyoto(3月21日京都市開催)でも聞けます。関西方面のお客様は是非ご聴講下さい。

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DITA Festa2016での浅井様ご講演風景