DITA 制作管理 講習会「スキマトロンをマスターしてライティング品質を確保する」
DITA 制作では、ISO/IEC 規格のスキマトロン(Schematron)によって、誤ったタグの使い方や改善すべき文章内容の指摘、矯正をツールで自動化できます。自社のライティング・ルールをスキマトロンに実装し、エディターに組み込むことで、編集中のライターに正しいライティングを指導することが可能、まさに制作の水際でコンテンツの品質を確保するわけです。
講習ではスキマトロンとXPathを基礎から学び、実際のライティングルールをスキマトロンで記述し、それをDITAエディタ「oXygen」へ組み込んで活用する手法がマスターできます。
ライティングルールのサンプルとそのスキマトロンのコード例を数多く用意していますので、それを応用して初心者でも自社のライティングルールを策定し、スキマトロンで実装することができるようになります。
ライター教育やマニュアルの品質保証にたずさわる方には必見の内容です。
講師 | アートダーウィン合同会社 代表 加藤哲義 |
日時 | 2018年7月30日(月)14:00~18:00(13:30 受付開始) |
会場 | 東京 中央区産業会館 第1集会室( 東京都中央区東日本橋2丁目22-4 地図 ) |
内容 |
1. はじめに ・DITAコンテンツの特性と品質について ・文書品質を定量・定式化するということ ・品質をシステム記述するということ 2. スキマトロン基礎 ・スキマトロンとは ・スキマトロンの文法 ・ルール違反への警告と教育的指導 3. XPath習得 ・XPathとは ・XPathの構文と関数 ・コーディング方法 4. ライティングルール実装法 ・ライティングルールをスキマトロンで記述する ・矯正のためのコーディングを行う ・ルールファイルをoXygenに組み込む ・oXygenで検証する 5. 実習 ・タグ(要素・属性)にふさわしい内容、分量か検査する ・タグの使い方や構成のしかたが適切か検査する ・文書全体で問題ある表現や用語がないか検査する ・再利用(conref, keyref等)すべきことを直書きしていないか検査する |
受講資格 | XMLやDITAのしくみ、文法、制作方法について基礎的な知識があること ※DITAエディタを使ってtopicやmapの制作経験があると望ましい(必須ではない) ※XPathやスキマトロンについては基礎から学ぶので知識経験がなくても大丈夫です |
教材 | ・教科書「DITAライティングのためのスキマトロン構築法」(アートダーウィン著) ・スキマトロンルールのサンプルファイル ・DITAサンプルファイル |
実習方法 | 実習にはoXygen XML Author または oXygen XML Editorを使います。 その正規ライセンスまたは評価用無償ライセンスをインストールしたPCを受講者にてご用意いただき、当日ご持参ください。 ただし、PCは持参せず、実習内容を聴講することも可能です。 |
受講費 | 48,000円(税込み) |
受講申込 | こちらからお申し込み下さい (先着10名まで) |
問合先 | アートダーウィン合同会社 お客様窓口 |
E-Mail:info@art-darwin.com TEL:043-376-9167 |