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XMLの本質とDITAによる情報デザインについて

2009年8月27日に開催された「DESIGN IT! Forum 2009」で当社代表、加藤哲義(当時、株式会社ジャストシステム)が講演した資料です。講演タイトルは、「松明は引き継がれるか? - DITAによる情報デザイン戦略 –」というもので、”コンテンツ”に対する考察、XML技術の本質、DITAの情報デザインを概説しています。多くの方に賞賛をいただきました。

資料はこちらから。

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ドキュメンテーションと業務システムの融合(XMetaLカスタマイズ例)

マニュアルなどの文書コンテンツを、DITAに代表されるXMLで記述する目的、メリットのなかで、意外に見落とされがちなのが、社内システムからのデータをドキュメントに統合できることです。

設計、生産管理、品質保証、販売業務といった社内システムのデータを、顧客接点であるマニュアルコンテンツに、動的かつシステマティックに流し込むことで、社内リソースを総動員し、顧客満足を勝ち得る企業ドキュメンテーションが実現します。

このメリットを享受するためには、DITAの編集環境をカスタマイズして、他システムと連携できるようにすることが必要です。

XMetaLは世界的に著名な、歴史あるXMLオーサリングツールです。XMLのスキーマに応じて最適な編集環境にカスタマイズしたり、外部システムと連携することができます。

以下は、マニュアルに記載すべき工具の情報を、XMetaLから工具情報データベースに問合せ、該当するデータをDITA化して編集中のドキュメントに挿入するカスタマイズ例です。ライターにとって、情報を探し出す手間を省き、同時に記載ミスを防ぐことができます。

XMetaLをカスタマイズすることで、このような編集環境を実現できます。

処理モデル

連携モデル

XMetaLからのシステム連携画面

レンチ1

選択した値からDITA要素が生成されXMetaLに挿入される

レンチ2

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豊葦原(とよあしはら)

アートダーウィンの在所である下総佐倉の風土的シンボルは印旛沼で、その沼畔は手つかずの自然にあふれ、孤独な思索者には至福の散策路となります。

写真はその一景で、どこまでも葦が続く曠野。天孫の神々が「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」と降り立ちそうなところですね。昔の日本にはこんな風景がいたるところにあったのでしょう。

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