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DITA導入支援サービス(DITAシェルパコース)

DITA導入支援サービス(DITAシェルパコース)とは
お客様のDITA導入成功(登頂)に向けて、登攀すべきフェーズ(道程)を御提示し、全フェーズにおいてシェルパ(専門家)がご支援する包括的なサービスです。これまで国内大手企業、20数社で導入いただいた実績を有します。

DITAの導入フェーズ
DITA登頂を確実に成功させるために、査定、制作検証、パイロット導入、本格導入の4つのフェーズを設定しています。各フェーズで必要となるサービスをご用意しています。

各フェーズの概要

フェーズ 目的 方式 ご提供サービス
査定 お客様の制作環境にDITAが適合するかどうかのアセスメントを行います。

すなわちお客様がDITAを導入すべきかどうか、できるかどうかの査定を行い、導入の指針を御提示します。

お客様のドキュメントと制作環境を分析し、DITA化の難易度、実現レベル、導入効果とリスクを査定し、お客様にとって最適な導入方式と費用感をご提案します。 DITAアセスメント
制作検証 お客様のドキュメントをDITAを使ってライティングできるか、またそのDITAコンテンツから自動組版で出力した成果物が、市場価値を有するか、の検証を行います。

このフェーズを通して、DITAのしくみを理解し、制作スキルの習得を行います。

DITAライティング実習
DITAの仕様理解とDITAライティングスキルの養成を行いDITA化を実施します。

スタイルシート設計開発
実用的なスタイルシートを設計開発し、DITAからPDF出力を実施します。

DITAマスターコース

DITA構造設計策定コース

スタイルシート開発受託

パイロット導入 お客様の制作業務をDITAに移行するための導入準備と実践ノウハウの習得を行います。

具体的には、DITACMSを有効利用する制作プロセスを立案し、自社に最適なCMSの機能要件と運用ルールを定義します。

同時にDITAコンテンツから多言語展開する方式を策定し、コンテンツ管理と翻訳システムの連携方式を立案します。

制作パイロットチームを編成し、クラウド型のDITA CMSを仮導入して、チームワーク制作と、トピックコンテンツ管理を実践します。

従来のDTPベースの翻訳から、トピックベースの翻訳へ移行するためのノウハウの教授と指導を行います。

パイロット制作支援サービス

DITA多言語化コンサルティング

本格導入 これまでのフェーズで得た知見と成果物をもとに、お客様にとって最適なDITA CMSを選定し、実運用に入ります。

またトピックの大量制作に対応した編集環境の最適化や品質管理の方式、ツールをご提供します。

お客様が必要とするDITA CMSの機能要件を洗い出し、RFP(提案依頼書)としてまとめ、それをもとにCMS製品のコンペを実施し、最適な製品、システム方式を選定します。

DITAエディタのカスタマイズを行うことで、専門知識が無くても、優しいマウス操作で要素、属性を設定できるようにします。

スキマトロンを導入することで、誤ったライティング箇所をシステム的に検出し修正誘導する「自動校閲」のしくみを構築します。

RFP策定サービス

DITA CMS選定支援サービス

DITAエディタカスタマイズサービス

スキマトロン導入サービス

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DITAマスターコース

DITAの仕様やアーキテクチャを習得するために、基礎、応用、上級と段階的な教育コースを用意しています。2010年から開講しており、DITAを導入検討、試行、実践された多くの国内企業や制作サービス会社が受講された、実績ある教育コースです。
 
基礎コース詳細
初めてDITAを学ぶ方のためにXMLの基礎知識から始め、実際にDITAオーサリングツールを使いながらDITAの仕様と書法を習得していきます。このコースを通してDITAのアーキテクチャを理解し、トピック、マップの作成法、WEBHelp、PDFへの出力や多言語化の方法を知ることができます。またDITAならではのconrefやkey参照、条件設定といった再利用のしくみを習得できます。
 
応用コース
DITA制作の基本であるトピック指向でのコンテンツ制作を、お客様の実際のマニュアルや文書を使って実践します。本コースではトピック指向の考え方や、トピック化のための情報モデリングを学びます。また最適な要素、属性の選択や使い方を学び、質の高いコンテンツを作る技量を養ます。このコースによって自社のDITAライティング・コーチを育成することができます。
 
制作ガイド策定コース
「DITA 制作ガイド」とは自社マニュアルをDITAで制作するためのルールブックであり、マップ設計やトピックライティングの指針ともなるものです。これが無いとDITA の本番・大量制作を外部委託することや社内でDITA編集者を拡充することができません。さらに自動組版用スタイルシートの開発や多言語展開にも影響します。
 
このコースでは弊社チューター(指導講師)からガイドラインの構成骨子(テンプレート)を提供し、策定すべき全体像を把握いただき、これをもとにお客様専用の制作規約策定をご指導、監修します。
 
DITAマスター基礎コース、応用コースでス習得した知識、スキルを集大成するものと言えます。さらに自動組版によるレイアウト・スタイル標準化の方法や制作委託先への制作指示と運用管理のノウハウなども伝授します。

 
採用実績
 
<基礎コース>

  • コンピュータメーカー    A社様
  • FA装置メーカー      B社様
  • 建設機械メーカー      C社様
  • 半導体機器メーカー      D社様
  • 情報家電メーカー      E社様
  • コンピュータメーカー    F社様
  • 重電機器メーカー      G社様
  • プリンターメーカー   H社様
  • 健康機器メーカー    I社様
  • 産業車両メーカー    J社様
  • 医療機器メーカー    K社様
  • 光学機器メーカー    L社様
  • 産業用印刷機器メーカー M社様
  • 翻訳サービス会社     N社様
  • 制作サービス会社    O社様
  • ゲーム機器メーカー   P社様
  • 化学品メーカー     Q社様
  • システム開発会社    R社様
  • 大型印刷機器メーカー  S社様
  • デバイス機器メーカー   T社様
  • 空調機器メーカー   U社様
  • 総合電機メーカー   V社様
  • 制御装置メーカー   W社様

 
<応用コース>

  • コンピュータメーカー    A社様
  • FA装置メーカー      B社様
  • 建設機械メーカー      C社様
  • 半導体機器メーカー      D社様
  • 情報家電メーカー      E社様
  • プリンターメーカー   H社様
  • 健康機器メーカー    I社様
  • 輸送機器メーカー    U社様
  • 産業用印刷機器メーカー M社様
  • 翻訳サービス会社      N社様

 
<制作ガイド策定コース>

  • FA装置メーカー      B社様
  • 建設機械メーカー      C社様
  • 半導体メーカー           D社様
  • 情報家電メーカー      E社様
  • プリンターメーカー   H社様

 
お問合せ、お申込み
DITAマスターコースへのお問合せやお申し込みは、kato@art-darwin.com までメールでご連絡ください。

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DITAアセスメント

DITA導入でまず行うべきこと、それは自社の制作環境にDITAが適合するかどうかのアセスメント(査定)です。
 
弊社では、お客様のドキュメントと制作環境を分析し、DITA化の難易度、実現レベル、導入効果とリスクを査定し、最終的にはお客様にとって最適な導入方式とマイルストーン、概算費用をご提案する DITA導入アセスメント を実施しています。
 
サービスの流れ

  1. お申し込み 
    kato@art-darwin.com までメールでご連絡ください。
  2. 秘密保持契約 
    お客様と弊社との間で秘密保持契約を取り交わさせていただきます。
  3. 現地調査 
    お客様お客様現地にてドキュメントを拝見し、また現状の制作環境とプロセス、また将来に向けた要望事項についてヒアリングさせていただきます(半日程度)。
  4. 査定報告 
    現地調査をもとに弊社にて分析を行い、結果を「DITAアセスメント報告書」にまとめ、お客様にご報告いたします(現地調査から約20日後)。

 
査定内容

  1. 制作の現状と課題の定義
  2. DITA導入の適合性の査定
    • 基本的適合性
    • 文書の構造性
    • コンテンツの分立性
    • 情報タイプへの移行性
    • 自動組版による再現性
    • コンテンツの再利用性
  3. DITA 導入による効果査定
    • 定性評価
    • 定量効果
  4. 投資額算定
  5. 結論
    • 適合性
    • 効果
    • リスクと対策
    • ROI
    • 導入プロセス
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スキマトロン導入サービス

DITA制作環境にISO/IEC 規格のスキマトロン(Schematron)を導入することにより、トピック内の誤ったライティング箇所を自動検出してライターや管理者に通知し修正を促すこと、すなわち自動校閲が可能になります。
 
問題箇所の検出と修正指導はトピック編集中にリアルタイムに行うことも、あるいは編集後の大量トピックに対してバッチ(一括)で行うこともでき、人が目視でコンテンツをチェックすることなくマニュアル品質をキープできます。
 
自動校閲のためには、お客様のマニュアルコンテンツに則したライティングルールをスキマトロンで実装(コーディング)し、編集環境に組み込む必要があり、DITAの仕様とライティング作法、そしてXMLに関する専門知識が必要です。
 
弊社のスキマトロン導入サービスによってお客様の制作課題を自動校閲によって解決することができます。
 
1. サービスの流れ
 
① ヒアリング
お客様が検出したいライティング違反の内容をヒアリングします。同時にお客様の制作ガイドラインやサンプルコンテンツを確認させていただきます。
 
② ご提案
ヒアリングにもとづき、スキマトロンで実装するルール仕様(検証対象、警告メッセージ、自動修正方式)と費用をご提案します。
 
③ ご納品
ルール仕様を実装したスキマトロンファイルをお客様にご納品します。ルールファイルをお客様のエディタに組込み、活用する方法やルール拡張方法をご指導いたします。
 
2. 納品物

  • スキマトロン・ルールファイル
  • スキマトロン取扱説明書

 
3. 費用
 
ルール(検証対象や自動修正)の数や難易度によって変動しますので、まずは kato@art-darwin.com までメールでご連絡ください。ください。

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DITA Festa2021 Remoteで発表します(2021年1月28日、29日)

弊社が理事、事務局長を務めるDITAコンソーシアムジャパンが主催する国内唯一のDITA総合セミナー DITA Festa2021 Remote が1月28日、29日にウェビナーで開催されます。テーマは「 制作ニューノーマルとDITA 」。
今回も視聴無料となっていますので是非お申込ください。

弊社はここで以下3つのセッションで発表します。

マインドマップで行うマップ設計とトピック制作「 DITAmindのお披露目」(1月28日14:10-14:50)
 
マインドマップとトピックス指向は相性がいいことに着目し、FreeMindからマップとトピックを出力する「DITAmind」を開発、DITA普及のために無料配布します。DITAを知らなくても大丈夫、マインドマップを使ってチームでアイデアを発展、整理しながら文書設計し、トピック制作ができます。DITAmindを設計したIA部会から実演を通してご紹介します。
※弊社代表の加藤哲義がインフォメーションアーキテクチャ(IA)部会議長として発表します。

DITA熟練ユーザーに訊く「DITA、使用前・使用後」(1月29日15:00-16:30)
 
DITAユーザー交流会のメンバーがパネリストとして登壇!歴年のDITA運用で得た経験とノウハウを本音で語ります。
※同じく弊社代表がこのパネルディスカッションのモデレータ(司会)として参加します。

DITAライティングの品質向上のために「スキマトロン導入支援サービス」(1月29日15:20-15:40)
 
ISO/IEC規格のスキマトロンを使うことで、誤ったタグの使い方や改善すべき文章内容の指摘、矯正を自動化できます。人手に頼らず、DITAのお作法に反した箇所を発見し矯正させることでコンテンツの品質を担保できます。このしくみを実演しながら、お客様のニーズにあわせたスキマトロン導入支援サービスを紹介いたします。
※同じく弊社代表がこの自社サービスを紹介します。

DITA Festa2021 Remote概要
【日時】2021年1月28日(木)、29日(金) 両日とも13:30 開演
【形態】Zoom Webinarによるリモート形態
【費用】無料
【詳細、申込】こちらから